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仕事との出合い 上原正美(富国生命保険相互会社沖縄支社長)<仕事の余白>


仕事との出合い 上原正美(富国生命保険相互会社沖縄支社長)<仕事の余白>
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 1992年10月、今から31年前に富国生命保険相互会社に入社しました。まだ20代後半で、3歳と1歳の娘二人の子育てを優先できる就職先を希望していましたが、社会経験も少なくこれといった資格も持っていなかった私の希望に合う就職先を探すのはとても難しかったですね。その条件に合ったのが生命保険業界でした。それまでの仕事で営業の経験もありませんでしたし、ましてや保険に対する知識もありませんでしたから、この仕事をやっていく自信は全くなかったのですが、当時の上司の「自信がなくても大丈夫だよ。3カ月やってみたらいいよ」との言葉に背中を押され、軽い気持ちで入社を決めたのを昨日のことのように覚えています。この「なんとなく」決めた選択が今に続いていると思うと不思議な縁です。

 私たちは、日頃からいろいろな場面で何かを選ぶことの連続だと思っています。その時の感情や状況、タイミングなどいろいろなことがあり、最終的には自分で選択する。まさに私がその時選んだ道が現在に続いています。そのおかげでたくさんのお客さまとの出会いに恵まれました。出会った頃は独身だった方が結婚して子どもができ、最近では「孫ができたよ」とうれしい便りが届いたりします。出会えたのはお客さまだけではなく一緒に働く仲間や上司もです。仲間や上司のおかげで仕事の楽しさを知り、やりがいが持てるようになりました。

 私にとってこの仕事との出会いは、大切な方々との出会いそのものです。