酒類を企画販売するOneSpirit(那覇市、仲里彬社長)が、琉球泡盛を使用した日本酒「SAKE×AWAMORI 大吟醸2023 冷卸し」を24日から発売する。福井県の田嶋酒造との共同開発によるコラボ商品の第5弾で、フルーティな香りとやさしい口当たりが特徴。添加用アルコールとして、瑞穂酒造(那覇市)の泡盛「尚」を使用している。
冬から春にかけて仕込み、夏の間熟成させた酒を秋に楽しむ「冷卸し」という日本酒独特の文化を沖縄でも楽しめるように500本限定で販売する。17日に琉球新報社を訪れた仲里社長は「季節に応じて飲み方や種類を変えながら四季を愛(め)でる日本酒の文化を感じてほしい」と述べた。
1本720ミリリットル、アルコール度数は16度。価格は3500円。瑞穂酒造で購入できるほか、OneSpiritのホームページからも予約できる。
(普天間伊織)