県と沖縄国税事務所は26日、2023年度の泡盛鑑評会の審査結果を発表した。古酒の部に34酒造所の泡盛59点が出品され、13酒造所の13点が沖縄国税事務所長賞に選ばれた。
13点の中から、香りや味が特に優れていると評価された太平古酒(津波古酒造)、春雨(宮里酒造所)、千年の響 かめ壷貯蔵古酒(今帰仁酒造)、暖流3年古酒40度(神村酒造)、北谷長老(北谷長老酒造工場)の5点が県知事賞を受賞した。最も優秀なブレンド担当者に贈られる「泡盛ブレンダー・オブ・ザ・イヤー」には、神村酒造の渡久地洋平氏が選ばれた。
昨年新設された高濃度泡盛の部ではアルコール度数45度以上の泡盛が9酒造所から9点出品され、3点が沖縄国税事務所長賞に選ばれた。
表彰式は11月1日に那覇市の沖縄県市町村自治会館で開かれる。
そのほか、沖縄国税事務所長賞に選ばれたのは次の通り。
【古酒の部】
▽古酒忠孝(忠孝酒造)▽時の黙示録(多良川)▽玉友 甕仕込秘蔵古酒(石川酒造場)▽時雨(識名酒造)▽瑞泉古酒(瑞泉酒造)▽萬座(恩納酒造所)▽ZANPA 古酒(比嘉酒造)▽琉球泡盛古酒の郷10年古酒(協同組合琉球泡盛古酒の郷)
【高濃度泡盛の部】
▽与那国米仕込16年(崎元酒造所)▽黒糖酵母仕込み 原酒 瑞穂(瑞穂酒造)▽南静蔵(松藤)
(普天間伊織)