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台湾路線強化へ 那覇でセミナー 中華航空、関係者26人


台湾路線強化へ 那覇でセミナー 中華航空、関係者26人 中華航空の沖縄台湾ダブルデイリーセミナーで台湾観光の現状などについて紹介する台湾観光協会大阪事務所の王沁柔氏=22日、那覇市のホテルコレクティブ
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 中華航空は、2024年1月から那覇―台北線の夜便を再開することを記念して22日、那覇市のホテルコレクティブで「沖縄台湾ダブルデイリーセミナー」を開いた。県内の旅行会社関係者ら26人が参加した=写真。那覇―台湾便の利用客を促進することが目的。台湾観光協会大阪事務所の王沁柔氏が台湾の観光イベントやSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みなどについて説明した。台北経由の都市で最も人気なのはバンコク、次いでマニラだとして、タイ政府観光庁やフィリピン政府観光省の担当者の発表もあった。

 23年の那覇―台北路線は、人流の回復に伴い機材の大型化や増便を図ったが、提供座席数はコロナ前の19年の33・8%(10万318席)にとどまる。来年1月1日からは台北路線に夜の便が加わるほか、3年10カ月ぶりに那覇―高雄線も再開する。

 (與那覇智早)