かりゆしウエア製造の日進商会(大城直也社長)は19日、高校生を対象にしたかりゆしウエアデザインコンテスト2023の授賞式を糸満市のシャボン玉石けんくくる糸満で開いた。カジュアル部門で西原高3年の名嘉春香さんの「アセロラ」、ビジネス部門で浦添工業高2年の知念美月さんの「沖縄の美しい魚たち」がそれぞれグランプリに輝いた。
コンテストは今回で5度目。3478点の応募があり、計45作品を選出した。グランプリ作品は日進商会の「MAJUN(マジュン)」ブランドで製品化し、来年5月に県内量販店や同社の直営店などで限定販売する。
名嘉さんはアセロラをモチーフにしたデザインで、ボタンや襟の裏地までこだわった。同コンテストでの受賞は3年連続となる名嘉さんは「若い人にも着てもらえるようにポップなイメージで作った」と笑顔で話した。
知念さんはジンベイザメやウミガメ、カクレクマノミの模様を沖縄の花で描き、沖縄の緑と海の豊かさを表現した。知念さんは「お仕事でもぜひ着てほしい」と話した。
(與那覇智早)