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5月の県内倒産は4件 新型コロナ禍での事業悪化、回復せず 東商リサーチ沖縄


5月の県内倒産は4件 新型コロナ禍での事業悪化、回復せず 東商リサーチ沖縄 沖縄県内(資料写真)
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 東京商工リサーチ沖縄支店が3日発表した5月の県内企業倒産(負債額1千万円以上)は4件で、負債総額は計5500万円だった。前月に比べ件数は1件(33・3%)増え、負債総額は1億3300万円(70・7%)減った。前年同月比で件数は同じ、総額は6億3400万円(92・0%)減だった。

 業種別ではサービス業が3件で全体の75%を占め、残る1件は情報通信業だった。主な倒産はセミナーを絡めた広告代理店を手掛けていたが、新型コロナ禍で悪化した業績が回復せず破産したビーンズ広告社(那覇市、負債総額2千万円)など。 

(島袋良太)