豊見城市の琉球温泉瀬長島ホテル、複合型商業施設「瀬長島ウミカジテラス」を運営するリゾーツ琉球(同市、兼城賢成社長)と同市の徳元次人市長は8日、瀬長島の開発計画に係る第2期整備計画の覚書を締結した。
9階建て、120室の別館の建設やウミカジテラスの拡張などの開発計画を進める。
開発面積は13万3735平方メートル。琉球温泉瀬長島ホテル横に建設する温泉施設などを有する別館「アネックス棟」は来年秋に着工し、2028年1月の開業を予定する。ウミカジテラスは現在の48店舗から、最終的に100~120店舗の規模になる予定。350台程度収容可能な地上2階建ての駐車場も建設する。
将来的に、島の東側の林間地帯にビラ棟の建設、桟橋を建設し、マリンアクティビティーができるビーチの開発も行う。現在、瀬長島には約300万人の年間来島者が訪れており、開発によって、年間1千万人が訪れるアイランドリゾートを目指す。
兼城社長は「地元の皆さんがいかに喜んでいただけるかということを考えて開発を進めたい」と述べた。徳元市長は「今後も二人三脚で瀬長島の発展に取り組んでいきたい」と話した。
(田中芳)
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