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新聞広告賞に沖縄セルラー「生物多様性」選出 琉球新報と沖縄タイムスに掲載 日本新聞協会


新聞広告賞に沖縄セルラー「生物多様性」選出 琉球新報と沖縄タイムスに掲載 日本新聞協会 沖縄セルラー電話
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 日本新聞協会は4日、第44回新聞広告賞を発表し、大賞に鹿児島県鹿屋市の「土用の『うしの日』問題」を選んだ。

 広告主部門の新聞広告賞では、受賞5作品の一つに沖縄セルラー電話の「生物多様性沖縄2紙マルチ新聞広告『わたしたちが、絶滅危惧種になるまえに。』」が選ばれた。作品は電通沖縄が制作し、2023年9月24日付の琉球新報と沖縄タイムスにそれぞれ11面掲載した。人類にとって未来の財産となる沖縄の生物多様性の価値を伝えることを目的に、琉球新報は「陸」、沖縄タイムスは「海」を中心に生息する生き物を2紙の広告枠を同日にジャックし、原寸大で掲載した。

第42回広告賞の総合グランプリを受賞した「生物多様性新聞2紙マルチ広告『わたしたちが、絶滅危惧種になるまえに。』」

 大賞に選ばれた鹿屋市市はふるさと納税の返礼品としてウナギの申し込みが多い7月に、もう一つの名産品である和牛もPR。両生産者の掛け合いを紙面の表と裏で展開して双方の思いを伝え、読者の好奇心をかき立てた。

 広告主部門では、新聞広告賞に味の素、沖縄セルラー電話、集英社、第一興商、日本物流団体連合会の5作品が、優秀賞に10作品が決まった。

 新聞社企画・マーケティング部門では、新聞広告賞に下野新聞社、信濃毎日新聞社、北日本新聞社、山陽新聞社、産経新聞東京本社の5作品が、奨励賞に6作品が選ばれた。