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「生物多様性、共感呼んだ」 沖縄セルラー広告、3賞受賞報告


「生物多様性、共感呼んだ」 沖縄セルラー広告、3賞受賞報告 3賞同時受賞を報告する沖縄セルラー電話サステナビリティ経営推進グループの(左から)伊志嶺聖子課長、島袋涼子グループリーダー=5日、那覇市の琉球新報社
この記事を書いた人 Avatar photo 島袋 良太

 昨年9月24日に琉球新報、沖縄タイムスに掲載した「生物多様性沖縄2紙マルチ新聞広告『わたしたちが、絶滅危惧種になるまえに。』」が日本新聞協会賞主催の第44回新聞広告賞など三つの賞に選ばれた沖縄セルラー電話の担当者らが5日、那覇市の琉球新報社に受賞報告で訪れた。他は広告電通賞審議会主催の第77回広告電通賞で九州地区1位、プリント広告部門C新聞カテゴリーで全国銀賞。三つの賞の同時受賞は県内初となる。

 同社は「多くの方に共感を呼び、生物多様性への認識を高められた証しと考えている。これからも生物多様性のホットスポットである沖縄の自然環境保全に貢献するため尽力していく」と力を込めた。

 作品は沖縄の財産である豊かな自然と生物多様性の価値を伝えるため、琉球新報には陸、沖縄タイムスには海の生き物のスケッチを複数ページにわたって原寸大で掲載した。沖縄セルラーが琉球大発のスタートアップ「シンク・ネイチャー」と開発した、沖縄の希少生物について学べるアプリ「ジュゴンズアイ」への誘導もある。 

(島袋良太)