県産業振興公社は10月8日、那覇市の沖縄産業支援センターで県内企業と海外企業のマッチングイベント「OKINAWA 外国企業とのビジネス交流会」を開く。当初県内20社、海外20社、合計40社の参加を募っていたが、既に59社の参加希望が寄せられたことから、会場を大きくして募集を続ける。
コロナ禍の収束で海外での事業展開やインバウンド(訪日客)向けビジネスなどへの関心が高まり、過去5年で最多の参加者を見込んでいるという。現時点で海外からは6カ国・地域の企業が参加を予定している。
時間は午後1時半から午後5時まで。参加無料。自社商品やサービスを展示するブース設置のほか、沖縄での事業展開などを考える外国企業、海外でのビジネスを考える県内企業、その間に入る企業などをマッチングする。
同公社の唐宏英専門コーディネーターは「海外事業はハードルが高いが、現地での販路や商習慣の熟知など強みがあるパートナーがいると安心感がある」と交流会の活用を呼びかけた。
(島袋良太)