沖縄の教員志願者2584人 前年比413人減 反動減との分析 沖縄


沖縄の教員志願者2584人 前年比413人減 反動減との分析 沖縄 イメージ写真
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 県内の公立小中高校と特別支援学校などの教員候補者選考試験について、2024年度の志願者は前年度比413人減の2584人だった。15日の県教育委員会会議で、学校人事課が報告した。同課は23年度に採用予定人数を増やしたため合格者が増えたこと、受験可能年齢を引き上げて志願者が増加した反動減があったことなどが要因だと説明した。

 23年度は受験可能年齢を59歳まで引き上げたことや、教員経験者や他都道府県の現職教員を対象とした特別選考が2年目となり認知が広がったことなどで増加したが、再び減少に転じた。24年度は新たに秋選考を実施するため最終的な志願者は現状より増える見込み。

 志願者の内訳は、小学校709人(前年度比181人減)、中学校791人(同114人減)、特別支援学校163人(同10人減)、養護教諭175人(同5人減)、高校746人(同103人減)だった。

(外間愛也)