沖縄の海も街も好きだけど、やっぱり人が好き! 近藤真彦さん・野村義男さん(2/3ページ)


この記事を書いた人 Avatar photo 饒波 貴子

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2人が選ぶ、沖縄の好きなもの

―今回は「沖縄の好きなものベスト3」を教えていただきたいです。場所でも食べ物でも何でも構いません。

近藤:人が好きです。ヨイショするみたいになるのは嫌ですが、親しみやすくて親しんでくれて、沖縄の人は家族感があるといつも思うんです。

野村:それは言えるかもしれないね、家族っぽい。「え!?」と驚かれるのではなく、さっき歩いていたら普通に声を掛けてくれました。

近藤:昨日の食事の時もお店の方が「はい、どうぞ~」と料理を置いてくれて、心がこもっていて優しいな~と思いました。

―人との距離が近く、友達とか親戚のような人付き合いができる面があるかもしれません。でも有名スターのお2人は、東京などでそういう接し方をされると大変でしょうし、沖縄に来たという意識から良さを感じるのではないですか?

近藤:そうなのかな~!? でも沖縄の方は僕やヨッちゃんに限らず、誰に対しても優しい気持ちで接しているだろうと思えますよ。

―そうだといいですし、私も気を付けたいと思いました(笑)。では2番目、3番目に好きなものはなんでしょう?

近藤:2番は島ラッキョウ。

野村:そういえば昨日も頼んでいた(笑)。

近藤:島ラッキョウはお酒のつまみに最高。そして3番は宮古島の海、本当にきれい! トライアスロンの練習や大会参加で行くたびに思っていました。実は1月中旬にも宮古島に行ったんですよ。でもその後マレーシアに行って、一日東京に寄って、1月27日~28日はライブで沖縄市に来るというスケジュールだったので、目が覚めてどこにいるのか分からない感覚で過ごしていました(笑)。

―続いて野村さんは?

野村:コザの街かな。アメリカに憧れていた若いころに何度も来て、当時はゲートストリートや商店街がにぎわっていました。ギターにアンプ、エフェクター、コザで結構買いましたよ。初めて来た時「アメリカっぽい」衝撃が大きかったし友達も多いし、今でもコザは好きですね。

―2番目、3番目に好きなものをお願いします。

野村:僕も人が好きかもしれない。沖縄の人は内気なのに行動に出る人が多くない!? ライブで披露する沖縄ネタの写真を撮ろうと思って、昼間にホテルを出たんです。歩いている途中で電話が鳴ったので出たら、沖縄の友達。僕が来ているのは知っていたんですが「後ろ向いて~」と言われて向いたら、手を振っていたの。たまたま僕が彼の家の前を通ったらしく、「似てるな~と思ったんだけど声かけて違ったら嫌だから、電話してみたさ~」と言われました(笑)。

―通りがかる偶然もすごいですが、彼の対応は沖縄の人っぽいですね。

野村:そうでしょう。「やっぱりそうだったか~」と言いながら、車で海まで連れて行ってくれました。家が近いとは知らなかったし、沖縄って急に会うんだなと思いましたよ。そして3番目は最近好きな糸満の街。去年行った美々ビーチはすごくすてきで、一日中浜辺で過ごしました。

―本島北部のリゾートホテルとは、雰囲気が違いますよね。

野村:全然違うよね。人が少なくて、飛行機の着陸シーンがきれいに見えて。「まさひろ酒造」は工場見学して試飲もして、2回も行っちゃいました。お店のおば・・・違う(笑)、お嬢さんたちと友達になりましたよ。