Awich、世界的音楽フェス「コーチェラ」に出演 観客を沖縄の“旅”へ導く 「とても美しい光景だった」


Awich、世界的音楽フェス「コーチェラ」に出演 観客を沖縄の“旅”へ導く 「とても美しい光景だった」 コーチェラのステージに立つAwich(Photo by HIROAKI FUKUDA)
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 日本が誇るヒップホップクイーンが“世界最大級”のフェスでパワーあふれるパフォーマンスを披露した。

 沖縄出身のラッパーAwichが4月15日(現地時間14日)、米カリフォルニア州で開催されている野外音楽フェスティバル「Coachella Valley Music and Arts Festival(コーチェラ)」に出演した。約12分のパフォーマンスで観客を沸かせたAwich。16日に自身のSNSを更新し、英語で「アジア中から集まったみんなが一緒にステージに立つのを見るのはとても美しかった」と投稿した。

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 Awichが出演したのは、アメリカを拠点とする音楽レーベル兼メディアプラットフォーム「88rising」による特別ステージ。リレー形式で展開され、Awichはダンスボーカルユニット「新しい学校のリーダーズ」の最後の曲でコラボするように姿を現した。

 1曲目は沖縄民謡調のコーラスが印象的な「THE UNION」。「今日はみんなを旅に連れて行くよ。最初は沖縄へ」と英語で観客をあおって一気にボルテージを上げた。

 「RASEN in OKINAWA」「GILA GILA」と続き、ラストの「Bad Bitch 美学 Remix」ではおなじみのメンバー、NENE、LANA、MaRI、ゆりやんレトリィバァが次々に登場してマイクを握った。最後にAwichが「私たちはあなたちを日本への旅に連れて行った。この後は日本に会いに来なければいけない。またすぐに会いましょう! ピース!」と締めくくった。

 Awichが出演したステージ「88rising Futures」には計7組が出演。YouTubeでも配信され、日本からは他にYOASOBI、Number_i、新しい学校のリーダーズが参加した。コーチェラは1999年に始まり、1日に10万人以上が訪れるともいわれる巨大野外フェス。今年は4月12~14日、19~21日(現地時間)に開催。