【動画】67歳具志堅さんハンスト、「人の心を…」訴え 「遺骨眠る土」辺野古使用計画に


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岩の下から遺骨を掘り出し、黄色い布の上に集める沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松さん(左)ら=2020年11月、糸満市米須

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設で使用する土砂を、戦没者の遺骨が眠る本島南部から採取する国の計画の断念を求め、沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」代表の具志堅隆松さん(67)が1日から那覇市泉崎の県民広場でハンガーストライキをしている。玉城デニー知事に対しても、糸満市米須の採掘業者に事業の中止命令を出すことを要望する。6日まで24時間体制で実施するという。

 沖縄戦で本島南部は、日米両軍が激しい地上戦を繰り広げた激戦地となり、軍民混在の状況で多くの住民の命が奪われた。戦没者の遺骨が今でも見つかる。39年間にわたり遺骨収集ボランティアを続けてきた具志堅さんは「戦没者の遺骨を埋め立て用土砂と一緒に埋め立てに使うのは戦没者への冒瀆(ぼうとく)。人の心を失った行為だ」と厳しく批判する。

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