具志川商に紫の声援「伸び伸び、がっつり」スタンドの保護者ら次戦も期待


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具志川商業のプレーに声援を送るアルプス席の応援団=22日、兵庫県の阪神甲子園球場

 甲子園の1塁側スタンド席は具志川商業高校のチームカラーである紫色のウインドブレーカーを着た応援団で染まった。保護者らはこの日のために帽子やTシャツなども新調。ナインのワンプレーごとに一喜一憂しながら勝負の行方を見守った。

 先発し七回までを2失点に抑えたエース新川俊介選手の父・勉さん(52)は「いい投球をしてくれた。二回に4点先制して、気持ち的には楽に投げることができたと思う」と話した。

 粟國陸斗主将の父・直義さん(46)は「初の舞台で伸び伸びと野球をし、走塁で機動力を発揮してくれた。よくやってくれた」と声を弾ませた。「大阪の沖縄県人会の方たちも応援に駆け付けてくれた。心でつながっていると感じた」と感激していた。次戦は昨年11月の春季九州大会で敗れた福岡大大濠戦。「今日のように伸び伸びプレーしてほしい。がっつり大暴れしてほしい」と期待を込めた。

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