県は8日、10歳未満から90代までの140人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。7日の155人に次いで過去3番目に多い。累計は1万334人となった。
県の糸数公医療技監兼保健衛生統括監は、1人の感染者が平均何人にうつすかを示す指標「実効再生産数」は前週より改善しているとしたが「日々の数字は逆に伸びている。全国的にも予想を超えて伸びているところがある。変異株やその他の要因が関係するか見ているところ」と述べた。
新規感染者140人の居住地別は那覇市47人、沖縄市15人、中部保健所管内14人、宜野湾市11人、浦添市と南部保健所管内が各9人、うるま市8人、名護市6人、豊見城市と糸満市が各5人、南城市と北部保健所管内が各4人、宮古島市3人。
39人が接触感染と推定され、職場16人、家庭内14人、知人・友人5人、施設2人、飲食1人、その他の接触が1人。残り101人は調査中。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は48.81人で、これまでで最も多くなった。全国では大阪府に次いで2番目。
米軍関係の新規感染者は11人。内訳は嘉手納基地4人、キャンプ・ハンセン3人、普天間飛行場とキャンプ・フォスターで各2人だった。累計は1205人となった。
【関連するニュース】