玉城デニー知事は7日、県庁で記者会見し、新型コロナウイルスのワクチン接種を加速化させるために県が設置する「広域接種センター」について、9日からインターネットや電話による予約受け付けを開始すると発表した。会場となる沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)は15日、県立武道館アリーナ棟(那覇市)は22日から、それぞれ接種を開始する。
予約方法は9日の新聞広告やラジオCM、インターネット広告で詳細を周知する。接種時間は平日午後6~9時、休日は午後3~9時。
8月末にかけて、それぞれの会場で平日500人、休日千人、計7万2千人の接種を予定している。
玉城知事は県内の感染状況に危機感を示し「医療を守り、感染を抑えながら医療崩壊を招かないよう、県民が一丸となって取り組んでいく必要がある」と強調。各小中学校の休校に伴い、国の助成金を活用するなどして、子どもの世話が必要な従業員に対して有給休暇を認めるなど、企業の協力を求めた。
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