高校野球沖縄大会、2年ぶりの開幕 無観客でスタート


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開始式で選手宣誓する名護高校の金城樹主将=7月3日午前8時20分ごろ、沖縄市のゴザしんきんスタジアム(喜瀨守昭撮影)

 第103回全国高校野球選手権沖縄大会が3日、沖縄市のコザしんきんスタジアムなど県内3球場で開幕。午前9時からの開始を前に、同スタジアムで開始式が開かれ、1試合目に登場する那覇商と嘉手納の選手らが出席した。感染症予防のため、開始式は規模を縮小して開催された。

 選手宣誓に立った名護の金城主将は、コロナ禍での大会開催に「私たち球児ができることは、最後まであきらめない姿を県民に見てもらうこと。一球一打に思いを込め、精いっぱいプレーすることを誓います」と力強く宣誓した。

 昨年は、新型コロナウイルスで中止となり、2年ぶりの開催。大会には、65校61チームが夏の甲子園を目指し、熱闘を繰り広げる。緊急事態宣言が11日まで延長されたことに伴い、県内では同日まで無観客での開催となる。県高野連は、12日以降の観客の有無について県内の感染状況を考慮して判断するとしている。

 決勝は18日午後1時から沖縄セルラースタジアム那覇。優勝校は全国選手権大会(8月9日から17日間、兵庫県・阪神甲子園球場)に出場する。

 

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