11日投開票の那覇市議選で野党勢力が改選前より5議席伸ばした結果を受け、玉城デニー知事は12日朝、「その時その時のいろいろな課題、公約など有権者が選択する条件や状況が違うので、選挙の結果として受け止めるが、結果でどうこうとは特に考えていない。(野党側が)候補者が多かったこともある」と述べた。県庁で報道陣の質問に答えた。
県と市の新型コロナウイルス対策に批判票が多かったのではないかとの質問に対して「投票率が落ちたことには少なからず、影響はあるかもしれない」との見解を示した。一方、コロナ対策が野党勢力躍進につながったかとの質問に対しては「そういう意見があったことは聞いてはない」と否定的に見方を示した。
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