中部商業が10年ぶり決勝へ 知念に6-3<高校野球2021>


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全国高校野球選手権沖縄大会準決勝の1回先頭打者本塁打を放つ中部商業の米田光希=17日、沖縄セルラースタジアム那覇(大城直也撮影)

 第103回全国高校野球選手権沖縄大会第12日は17日、沖縄セルラースタジアム那覇で準決勝2試合を行っている。第1試合は、中部商業が知念の猛追を振り切り、6ー3で10年ぶりの決勝進出を決めた。

 中部商の1番・米田光希が初回にソロ本塁打で先制すると、その後もほぼ毎回得点圏に走者を送る強力な打線で、得点を重ねていった。

 九回には、4番・渡久山夢斗も右への本塁打を決め、この日先発した9人全員が安打を放ち、計12安打の6得点で突き放した。

 投げては、エースの米須武瑠が完投。被安打3の12奪三振で力投しゲームをつくった。

 準決勝第2試合は、豊見城―沖縄尚学のカードで、勝者は18日午後1時から、沖縄セルラースタジアム那覇で中部商と夏の甲子園を懸け激突する。

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