<攻撃力>打率3割8分1厘と打線が好調だ。選球眼も持ち合わせ、ここまでの試合はほぼ毎回出塁を果たしてきている。5割8分3厘の當山拓真、4割6分7厘の石川倫などが上位におり、このほか、どこからでも起点になることができる。出塁してからもエンドランや重盗など、機動力で相手の守備をかき乱し、一気に走者を進めていく。1試合平均3・5盗塁は4強中最多。一方で、残塁も多い分、少ない好機を確実にものにしたい。
<守備力>4試合での失策は、初戦の一つのみと堅守を誇る。エースの米須武瑠は準々決勝の宮古戦で、被安打7の11奪三振、与四球2で完投。140キロ超の直球で押し、要所でスライダーを効果的に使い、三振の山を築く。3回戦を継投で完封した西原樹と與古田舜らも控える。打力のあるチームが登場する準決勝以降は、積極的な守りで相手が付け入る隙をなくしたい。
<対戦成績>
1回戦 11-1 首里東(五回コールド)
2回戦 8-1 首里(八回コールド)
3回戦 6-0 具志川
準々決勝 5-4 宮古
高校野球の結果の速報はhttp://k.ryukyushimpo.jp/(スマートフォン専用サイト)トップページの上から2番目にあるリンクから見ることができる。