台風6号 名護でビルの外壁タイル落下 大雨と強風の影響か


この記事を書いた人 Avatar photo 滝本 匠
外壁タイルが剥がれ落ちたビル=24日午前10時ごろ、名護市城

【名護】台風6号による大雨や強風で24日未明、名護市城にあるビルの外壁タイルが剥がれて落下した。外壁は高さ約10メートルあり、タイルは縦3メートル、横2メートルにわたって剥がれ、地面で粉々となっていた。市によると、人的被害は確認されていない。

 歓楽街「みどり街」の中心地であり、近隣住民の40代男性は「コロナ禍だから人が少なかった。週末なら人があふれていて、非常に危険だ」と心配そうに話した。

 ビルは3階建てで、現在は空き店舗となっている。市によると築年数は40年以上経過しており、以前はスナックが入っていた。午前10時時点、タイルが落下した県道52号は、約60㍍にわたり通行止めとなっている。市役所の職員らがネットで覆うなど対応している。

ビルの外壁から剥がれて地面に落下し、粉々となったタイル=24日午前10時ごろ、名護市城

 

【関連記事】

▼【写真特集】停電、冠水、倒木…遅い台風6号 沖縄直撃(7月23日)

▼台風6号のろのろ、なぜ?沖縄気象台に聞く

▼【写真特集】沖縄、過去の最強台風を振り返る 風速80メートル超は2回

▼4連休初日、台風で人出まばら 大型店はにぎわいも

▼台風襲来!そのとき沖縄県民は…居酒屋で「ヘクトパスカル」?

▼台風勢力のバロメーター!? ユニオンに台風接近時の営業判断を聞いてみた

▼沖縄県民のシーチキン愛なぜ?「ツナの恩返し」も