沖縄でデルタ株、検査の過半数に 急速に置き換わる(7月28日)


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デルタ株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 沖縄県は28日、感染力が強い新型コロナウイルスの「デルタ株」への感染者を県内で新たに95人確認したと発表した。今週に入って現時点での検査に占めるデルタ株の割合は56・2%で、前週(19~25日)の33・66%からさらに上昇した。デルタ株への置き換わりが着実に進行し、感染が拡大している。

 デルタ株の感染割合は7月5日~11日が3・80%(検査件数237件中9件)、12~18日が14・63%(246件36件)、19~25日が33・66%(205件中69件)。


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