侍ジャパン、韓国に勝ち決勝進出 平良投手が沖縄県勢初の「銀メダル以上」


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日本―韓国 8回、決勝点となる山田の3点二塁打に総立ちでガッツポーズする田中将(中央)ら日本ナイン=横浜スタジアム

 東京五輪第13日の4日、野球の準決勝が横浜スタジアムで行われ、日本は韓国に5―2で勝ち、銀メダル以上を確定させた。日本の決勝進出は1996年のアトランタ五輪以来。

 2-2で迎えた八回裏2死満塁、山田のレフト頭上のフェンスを直撃する走者一掃のタイムリー二塁打で勝ち越した。

平良投手

 この試合、平良海馬投手(八重山工高出、西武)の出番はなかった。決勝は7日午後7時から同スタジアムで行われる。

 沖縄県勢はこれまで全競技を通じて銅メダルが最高成績だったが、平良が金か銀のいずれを獲得しても県勢初の快挙となる。

 

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