沖縄コロナ 家庭内感染が7割に 県、旧盆での拡大を警戒


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 新型コロナウイルスの感染者が急増する沖縄県内で、判明した推定感染経路のうち「家庭内」が増え続け、15日には感染経路全体の70%に達した。県によれば、友人や同居家族以外の親戚との会食で感染し、家庭に持ち込んでいる事例などがある。20日からは各家庭で県民の往来が増える旧盆を控えており、県は感染拡大に警戒感を強めている。

 県は毎日、推定感染経路を発表し、その内訳で「家庭内」の割合が増え続けている。9日の新規感染者数は合計332人のうち、「調査中」の215人を除いた117人は推定感染経路が判明しており、「家庭内」が53人(45・3%)で最も多かった。

 10日は63・2%に上がり、その後も13日まで50%以上で、過半数を占める日が続いた。14日は「家庭内」と推定される新規感染者は225人、割合は67・6%。「家庭内」の割合は15日に70・0%まで上昇した。

 16日は52・9%だった。

 新型コロナの感染者の広がりは県外との往来や飲食が起点とされてきたが、現状では家庭内で感染したと推定される事例が多くなっている。20~22日、各家庭を往来する機会が増える旧盆を迎える。県の糸数公医療技監は「普段一緒にいない親戚などと食事すると集団感染するかもしれない。同居家族以外とは会食しないように」と注意喚起した。

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