社会

沖縄の自宅療養、初の3000人超え 県「家庭内での感染に勢い」(8月30日朝)

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は29日、新型コロナウイルスに感染し療養していた3人が死亡したと発表した。県内のコロナ関連死亡者は258人となった。新たに580人の感染が確認され、自宅療養は3060人と初めて3千人を超えた。  

 死亡したのは沖縄市の90代男性と80代女性、宜野湾市の50代女性。いずれも感染が判明して入院し、その後死亡した。80代女性は今月10日に感染が判明して18日に入院し、2日後の20日に死亡が確認された。高齢者施設に入所中、濃厚接触者として検査を受けて感染が分かったが、症状が無症状か軽症で入院が必要ないと判断されて施設で療養していたという。

 病床占有率はコロナ病床で85・6%、重症者用は82・9%とひっ迫した状況が続く。

 直近1週間の新規感染者は4446人で前週の4559人から減少傾向にあるが、人口10万人当たりでは305・17人で全国最多が続く。推定感染経路が判明しているのは292人で、家庭内239人、職場16人、施設内6人、友人・知人18人、飲食3人、その他10人だった。

 県の糸数公医療技監は「家庭内での感染に勢いがある。飲食などで家庭内に持ち込まないこと、感染者が出たら外出自粛や隔離で感染を外に出さないようお願いしたい」と訴えた。

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