沖縄県竹富町小浜島の海岸で30日、ロケットの破片のようなものが打ち上げられているのが見つかった。住民が発見し、沖縄県警八重山署の駐在員を通じて、町に連絡があった。町は県などと対応を調整している。
漂着物が見つかったのは小浜島の細崎地区の海岸で、漂着物は長さ4メートル、幅2・5メートル程度。表面には「中国」などの文字が入っていた。においなどはなく、周辺への影響も確認されていない。
町防災危機管理課によると、漂着物は15日ごろから、現場海岸から沖合に200メートルほどにある「軍艦岩」と呼ばれる岩に引っかかっていたのを住民が確認していた。
町は県などと対応を協議中だが、町職員の離島出張にもPCR検査が必要となっており、31日時点で現場の確認はできていない。
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