沖縄県内コロナ新規301人 16日連続で前週比減(9月11日朝)


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 県は10日、新たに10歳未満から90代の計301人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。先週金曜日より206人減少した。前週の同じ曜日より減少したのは16日連続となった。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は183・89人で全国ワーストが続いている。

 入院患者は639人(重症28人、中等症512人)。病床占有率は80・2%、重症者用病床占有率は77・8%と、県内の医療提供体制の負荷は依然高いままとなっている。

 直近1週間合計の新規感染者数は2525人。県は1日の新規感染者数(7日間移動平均)が200人程度に下がれば、経済活動の段階的解除を検討するとしている。10日現在の1日平均は360人で減少しつつあるが、まだ開きがある。

 自宅療養者は2265人だった。自宅療養者の生活支援などを目的に、厚労省は各都道府県に対して療養者の個人情報を市町村と共有するよう通知している。県の糸数公医療技監は「市町村と協定書を結ぶ手続きが必要なので、それに沿って対応する」と述べた。

 米軍基地関係の新たな感染者は35人。内訳は、嘉手納基地12人、普天間基地5人、キャンプ・フォスター7人、ハンセン4人、コートニー3人、キンザー2人、シュワブ1人、不明が1人だった。

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