気象庁によると、8日午後3時、フィリピンの東で熱帯低気圧が台風18号(コンパス)に変わった。予報円の北側を進むと、11日ごろから先島諸島が影響を受ける恐れがある。
超大型で強い台風18号は午後3時現在、時速15キロの速さで東に進んでおり、中心気圧は998ヘクトパスカル、全域950キロメートルが風速15メートル以上の強風域となっている。暴風域はまだ発生していない。最大風速は時速18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっている。
先島諸島では、11日から次第に風が強まる見込み。沿岸の海域はうねりを伴い10日からしけ、11日から12日頃は大しけとなるほか、激しい雨の降るおそれがある。沖縄気象台は、強風や高波に十分注意するよう呼び掛けている。
なお、沖縄本島地方でも10日からしけ、11日から強風のおそれがあるとして、気象台は、強風やうねりを伴う高波に十分注意するよう呼び掛けている。
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