玉城知事の出席を要求 県議会決算特別委 ワシントン駐在員など7項目調査


社会
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玉城デニー知事の出席を求める動議を採決する県議会決算特別委員会=19日午前、県議会

 沖縄県議会決算特別委員会(大城憲幸委員長)は19日、各常任委員会から要求があった要調査事項7項目の調査のため、玉城デニー知事に20日の同委員会総括質疑への出席を求める動議を賛成多数で可決した。県政与党の8委員は反対したが、野党の8委員が賛成に回り、委員長裁決の結果、可決した。知事の出席は仲井真弘多知事(当時)の14年以来7年ぶりとなる。

 要調査事項は県のワシントン駐在員に対する事業評価や万国津梁会議の方向性、辺野古新基地建設への対応など7項目。

 昨年6月の県議選で与野党の勢力は拮抗していた。昨年10月の決算特別委員会でも玉城知事出席の動議が可決される公算が大きかったが、野党議員らが新型コロナウイルスに集団感染したため見送りとなった。


 

 

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