琉球新報社 
軽石漂着の影響で沖縄県今帰仁村の運天港から出発するフェリーの欠航が相次いでいる伊是名村で、６日から島内でガソリンの販売制限が始まっている。欠航に伴い、ガソリンなどの燃料を島内に搬入できなくなっていることが要因。８日に予定していた沖縄本島からの輸送も軽石の影響で船が欠航し、新たな燃料を入荷できなかった。
村内の給油所は１カ所で、フェリーで１回に１万６千リットルの燃料（うちガソリンは１万４千リットル）を運搬できる。現在、給油所に２５００リットル程度の燃料しかなく、フェリーの欠航が続くとさらなる制限を余儀なくされる可能性がある。
島内で唯一の給油所、ＪＡおきなわの伊是名ＳＳはガソリンの販売制限を２千円（１１リットル程度）に設定し、１週間程度を乗り切る構えだ。伊是名ＳＳは「フェリーの欠航が続けばさらに厳しい状況になる」と述べ、早期の通常運航の再開を期待した。
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