沖縄闘牛界最大のイベント「第115回秋の全島闘牛大会」(県闘牛組合連合会主催、琉球新報社共催)が14日、うるま市石川多目的ドームで開かれた。約2年ぶりに人数制限を設けずに開催された試合は、会場を埋め尽くす大勢の闘牛ファンが駆けつけた。それに応えるかのように、闘牛たちも熱戦を繰り広げた。
最大の見どころである、体重別で争うタイトルマッチは、重量級で1250キロの超大型牛の大獣王の挑戦を闘勢琥珀がはねのけて初防衛を果たした。
同じく王者の石山聖空宝志みおりの防衛がかかる軽量級では、打撃、突き、腹取りと全ての攻撃に定評があるメイキラ陸王がみおりの巧みな攻撃に対し、粘りを見せて勝利をつかんだ。
王者の赤番頭がケガで出場を辞退した中量級は、タイトル4度目の挑戦となる金太郎を新鋭牛の刃誡皇が下し、初王者に輝いた。
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