子猫虐待死、名護でまたも…8月以降8匹目 去勢済み「さくら猫」 警察調査へ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【名護】沖縄県名護市の市街地で18日、子猫1匹の死骸が発見された。商店街の駐車場の出入り口付近にある街路樹の下で、頭部が激しく損傷した状態で見つかったため、支援団体によると虐待された可能性が高いという。

 子猫は生後3カ月半程度のメス。支援団体が不妊・去勢手術をして、元の居場所に帰し見守る「さくら猫」だった。清掃活動をしていた男性が発見し、保護活動を実施する名護市民のネットワーク「にゃごねっと」(鈴木雅子代表)に連絡した。

 同団体が名護署に通報し、臨場した署員が現場の確認や発見者の男性への聞き取りを実施した。同署は今後、防犯カメラの映像を確認するなどして事件事故の両面で調査する方針。

 名護市では8~9月に吐血するなどした猫の死骸が計7匹確認されている。


 

【関連記事】

▼なぜ…猫虐待死が相次ぐ名護 専門家と保護団体に聞いた

▼感染しニャい?黒マスクの子ネコがやってきた

▼段ボールに大けがした猫「助けてください」 命つないだ善意のリレー

▼ふるさと納税で野良猫を減らそう 八重瀬町が保護団体支援

▼路上で眠るメジロ、ジョギング男性が肩に乗せ「救出」 元気に空へ