沖縄知事「3回目接種に財政支援を」国に要望 年末年始の第6波警戒


この記事を書いた人 Avatar photo 嶋野 雅明
全国知事会の新型コロナウイルス緊急対策本部会議に出席した玉城知事

 沖縄県の玉城デニー知事は21日午前、全国知事会の新型コロナウイルス緊急対策本部会議に県庁からオンラインで出席した。12月から始まる3回目のワクチン接種について、国に対して財政支援や市町村へ配分されるワクチン量の提示などを求めた。

 玉城知事は「ワクチンの不足が生じないよう適切な対応をお願いしたい。県においても広域的にワクチン接種を実施する必要があることから、追加接種に要する費用については地方に負担が生じないよう国において確実に財政措置を講じていただきたい」と述べた。

 玉城知事は県内の感染状況について「多くの指標において昨年7月の流行前に相当する水準まで改善がみられている」と指摘。今後、懸念される「第6波」に備えて、「県民一丸となって感染対策を継続し昨年末の第3波のような流行を繰り返すことがないよう年末年始をしっかり迎えてまいりたい」と発言した。


 

▼沖縄で集団免疫の可能性「無症状、感染者の16倍」 友知沖国大教授ら分析

▼沖縄のコロナ感染者が減少した要因は? 感染もっと多かった?

▼成田で陽性、そのまま那覇へ…米軍関係者、隔離されず

▼沖縄最大クラスター「感染者9割がワクチン2回接種」は不正確<#ファクトチェック>

▼「ブレークスルー」あってもワクチンは有効だ 医師が訴える理由