沖縄県内コロナ感染ゼロ ワクチン接種6割超える(11月25日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真

 沖縄県は24日、新型コロナウイルスの新規感染者はゼロだったと発表した。ゼロになるのは3日ぶりで、今月5回目。米軍関係もゼロだった。

 県疫学・統計解析委員会が23日に発表した実効再生産数(1人の感染者から何人に感染が広がるかを示す数)は本島で0・34だった。県は21日時点の年代別ワクチン接種率も発表した。2回目接種率は12~19歳が60・9%、20代が60・6%となり、初めて全年代で6割を超えた。最も2回目接種率が高いのは70代の93・1%だった。

 県は8月にあった家庭内と事業所のクラスター(感染者集団)2件も報告した。事業所は那覇市内で20~60代の男女12人が感染した。


 

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