沖縄コロナ27人 中部管内が7割 米軍は20人(12月29日午後)


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沖縄県庁

 沖縄県は29日、新型コロナウイルスに新たに27人が感染していると明らかにした。前日は感染29人と、2日ぶりに20人を超えていた。累計で5万568人。一方、在沖米軍では新たに20人(前日13人)がコロナ感染したと発表した。そのうち、前日に基地従業員のオミクロン株が初確認された嘉手納基地が、最多の6人。250人以上のクラスターが発生しているキャンプ・ハンセンでは4人の感染が確認された。米軍の累計患者は3235人となった。

 【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況

 

 高齢者施設の集団感染があった北部保健所管内が3人にとどまった一方で、中部保健所管内が21人と7割を占めた。同保健所管内には米軍キャンプ・ハンセンや嘉手納基地もある。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は9.97(前日8.75)と10人に迫り、5日続けて全国1位になった。2位は群馬県の5.67だった。全国平均は1.34(前日1.27)。

 自宅療養中は21人(前日13人)。入院調整中17人(前日19人)。入院中は73人(前日68人、前々日64人)と増加が続いている。そのうち中等症は33人(前日32人)で、6日連続20人を超えた。重症者は0人だった。

(いずれも速報値)


 

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