沖縄コロナ1256人 PCRの陽性率16.2% (1月27日朝まとめ)


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 沖縄県は26日、10歳未満から90代以上の1256人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の水曜より177人減少した。感染者が確認された県内の福祉施設は81カ所で、273人が施設内で療養している。

▼【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況

 感染などによる医療従事者の欠勤は重点医療機関21カ所の393人を含む、県内90病院で計710人となった。

 推定感染経路が判明しているのは499人で、家庭内が323人、職場内70人、友人・知人55人、施設内42人、飲食7人、その他2人だった。

 年代別では、20代が186人と最多で、30代と40代が各183人、10歳未満が167人と続いた。

 PCR検査の陽性率が16・2%となっている状況に、糸数公医療技監は「県の接触者PCR検査センターでも10%以上が陽性になっている。受診する人で陽性者がいるので地域の中で感染している人は多くいると思っている」と話した。

 県立南部医療センター・子ども医療センターでのクラスター(感染者集団)の人数が3人増え、職員4人と患者14人の計16人となった。

 在沖米軍関係の感染は15人。内訳はフォスターが5人、嘉手納が4人、普天間とキンザー、シュワブ、トリイ通信施設が各1人、不明2人だった。
 (吉原玖美子)

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