新型コロナウイルス感染拡大に伴う学校の登校方法について、県は27日、学びの保障の観点から、週明けの31日から高校など県立学校を通常登校に戻すと発表した。市町村教委へも同様の対応を求める通知を出した。県の対処方針が決定したことを受けた措置となる。
豊見城市、糸満市は31日から、那覇市や南城市は2月1日からの通常登校を決めた。県教委は学校や地域の感染状況に応じ、時差登校や分散登校、短縮授業の実施も認めるとしている。
県立学校は7日から分散登校となっていた。市町村立の小中校も冬休みを延長したり、分散登校としたりするなどしていた。
県教委の担当者は「感染状況はまだ千人を超えていて深刻だが、学びの保障が必要との判断だった」と説明した。
(嘉数陽)
【関連ニュース】
▼沖縄の感染は「ピーク越えた兆し」 厚労省会議の脇田座長が見解