沖縄署は27日、暴走行為警戒中だった地域課勤務の男性警官(29)とバイクの男子高校生(17)が接触し、高校生が右目の眼球破裂と眼底骨折の重傷を負っていたと発表した。
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署によると同日午前1時15分ごろ、複数台のバイクによる暴走の通報を受けた警官が、沖縄市宮里の路上で高校生の運転するバイクを止めようとして接触。警官は腕に擦り傷を負った。
直前まで一緒にいた知人らによると、高校生は数人でコンビニでたむろしており、暴走行為はしていなかった。警官の姿を見た高校生は補導を恐れてバイクで逃げたところ、離れた場所で警棒で殴られたと説明していたという。
その後、数百メートル離れた場所で自ら119番通報し、病院に搬送された。この際に知人らに「警棒で殴られた。失明するかもしれない」などと伝えていた。
沖縄署は消防からの通報で覚知。少年が暴走行為などに関与していたとの事実や警官との接触がどのようなものであったかについては調査中としている。
また、接触と高校生のけがの因果関係についても調べているという。
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