沖縄コロナ新たに652人 人口10万人当たり感染者数、全国平均を下回る(2月4日朝)


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オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は3日、10歳未満から90代までの652人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染状況はピークを過ぎ、減少傾向が続いている。新規感染者は10日連続で先週の同じ曜日を下回った。2日までの直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は401・92人で11月24日以来、全国平均の442・56人を下回った。

【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況

 新規感染者は先週木曜日の1100人から448人減少した。先週の同じ曜日から400人以上の減少は3日連続となった。

 入院患者は419人で重症者は4人。自宅療養者は5312人で緩やかに減少している。高齢者や障がい者が利用する福祉施設計82カ所で感染者がおり、施設内療養者は計141人。このうち高齢者施設で療養している10人が酸素投与を受けている。新規感染者の年代別内訳は30代が最多で110人、10歳未満101人、40代93人、20代86人などと続く。

 3日に県に報告された米軍関係の新規感染者は49人で、所属は全員が「不明(確認中含む)」となっている。(中村万里子)


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