国道58号の8車線化、3月27日に暫定開通 那覇新都心→コンベンションセンターが4分短縮


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8車線供用に向けて工事が進む国道58号=2日、浦添市(又吉康秀撮影)

 沖縄総合事務局は10日、国道58号の浦添市城間~勢理客の約2・9キロ区間の8車線化(片側4車線への拡幅)について、3月27日に暫定開通すると発表した。

 拡幅により那覇新都心から宜野湾市の沖縄コンベンションセンターまでの移動に要する時間は33・7分となり、整備前の37・5分から約4分の短縮が見込めるという。

 米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の国道沿いの土地の一部返還を受け、沖縄総合事務局は2018年度に、城間交差点(浦添市)と安謝交差点(那覇市)間の片側3車線を4車線に拡幅する事業に着手した。暫定開通後もしばらくは、沿道や歩道橋の整備など残る工事を行う。

 同区間は長年、交通渋滞が課題となってきた。沖縄総合事務局は「那覇市と浦添市、宜野湾市の所要時間が短縮されることで都市間の連携強化が図られ、経済活動の支援にもつながる」とコメントした。

 (当銘千絵)


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