沖縄コロナ70、80代3人死亡 新たな感染286人、前週比30人減(2月15日朝まとめ)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は14日、新型コロナウイルスの新規感染者は286人と発表した。70代女性1人と80代女性2人の計3人が亡くなったことも公表した。第6波の死者は23人目。累計の死者は421人となった。13日の新規感染者は549人だった。  

【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況

 死者3人は豊見城市の80代女性、糸満市の70代女性、那覇市の80代女性。いずれも陽性が判明した後、入院治療していた。2人は基礎疾患があり、残り1人は確認中。2人はワクチンを2回接種済みで、1人は接種歴がなかった。

 14日の新規感染者は先週の月曜日と比べ30人減少した。13日の新規感染者は先週の日曜日と比べ38人増えていた。

 減少幅に鈍化が見られることについて、県の糸数公医療技監は「現在は10歳未満と10代が多く、高齢者の施設内感染があってなかなか減らない」と説明した。

 14日時点の入院患者は329人で、県基準の重症は5人、中等症は194人だった。米軍の新規感染者は13日が32人、14日が34人だった。


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