16日午前、那覇市の那覇港湾施設(那覇軍港)に民間の深海作業支援船「ピカソ」とみられる大型船が接岸しているのが確認された。船体を赤く塗った同船は、大型クレーンやヘリコプター離発着用甲板などを装備していた。
同じ会社の作業船「ファン・ゴッホ」は2019年4月に那覇軍港に寄港していた。この時の寄港は青森県沖で墜落した航空自衛隊のF35Aステルス戦闘機の機体回収の支援とみられていた。
1月24日、南シナ海で米海軍のF35Cステルス戦闘機が空母への着艦に失敗し、機体が海没していた。今回の「ピカソ」寄港も、同戦闘機の回収作業と関連している可能性がある。
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