肉汁ジュワ―秘伝の味で「餃子命」 移転先でも大人気 ぱんだまんま(豊見城市)<うちなー味まーい>46


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ランチで人気メニューの焼き餃子(600円)と小籠包(単品580円)。ご飯とスープはおかわり無料

 パンダが豊見城にやってきた―。「パンダ餃子(ぎょうざ)」の愛称で那覇市高良で人気を博した中華の店「ぱんだまんま」が約1年前、豊見城市我那覇に移転してきた。場所は変わっても人気は衰えず。パンダの置物と「餃子命」の看板が客を店内へと誘う。

 店を切り盛りするのは中国出身の付長俊(ふちょうしゅん)さん(63)と李京燕(りきょうえん)さん(50)夫婦。大学生の娘も接客で店を支える。

 店一番の人気メニューは焼き餃子。李さんが閉店後毎日、深夜1時まで皮から全て手作りする。餡(あん)は新鮮な県産豚肉とニラを使用。門外不出の「秘伝の味付け」で唯一無二の餃子を作る。

 もちもちした皮をかむと口いっぱいに餡の肉汁が広がる。豚の甘みとニラの香ばしさがくせになる。一つ食べ始めると箸が止まらない。夫妻は「餃子をおいしく作ることが自分たちの生活を支えることになる。お客さんにもおいしいものを食べてほしい」とプロ意識を忘れない。

 ランチは焼き餃子を含め人気メニューの小籠包(ショウロンポー)や水餃子、エビチリなど15種類から選べる。全て税込み600円だ。ご飯と卵スープはおかわり無料。味覚だけでなく胃袋も満たされ、食後はパンダのようにゴロンと寝転びたくなる。

 営業時間は午前11時半~午後2時30分、午後5時~午後11時。火曜定休。持ち帰りも対応している。豊見城市我那覇516の2、(電話)050(1557)8750

(照屋大哲)

「餃子命」の看板の前で「おいしい餃子を食べに来てほしい」と呼び掛ける付長俊さん(左)と李京燕さん夫妻=豊見城市我那覇

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