沖縄コロナ422人、2週連続増加 病床使用率は50%に悪化(2月28日午後)


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  沖縄県は28日、新型コロナウイルスの新規陽性者が422人(前日586人)だったと発表した。前週月曜日は315人、前々週は286人で、2週連続の増加となった。感染者の累計は9万9580人。新規クラスターは6例あった。

 米軍関係者の新規陽性者は38人と報告があった。累計は1万714人。

 【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況

 県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たり新規陽性者数は288.73人で全国15位。全国平均は366.59。

 1位は大阪府で660.87、2位は東京都の563.39、3位が奈良県で486.71。

 病床使用率は50.0%(前日48.3%)に上昇。重症者用の病床使用率は22.6%(同22.6%)。

 入院調整中の患者は571人(前日829人)、宿泊施設療養中は506人(同525人)、自宅療養中は3933人(同3774人)、入院中は316人(同305人)で、そのうち重症は2人(同1人)だった。療養中の患者の合計は5330人(同5434人)と5000人を上回る状況が続いている。

(数字はいずれも速報値)

 

 


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