沖縄コロナ、新規感染278人 クラスター8例確認(3月8日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は7日、10歳未満から80代の278人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週月曜より144人減り、2日連続で前週の同じ曜日を下回った。8例のクラスター(感染者集団)も報告された。

【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況

 新規感染者のうち、推定感染経路が判明しているのは105人。家庭内65人、友人知人16人、職場内15人、施設内7人、飲食とその他が各1人。年代別では40代が最多の49人で、10歳未満48人、10代41人などと続いた。

 今年1~2月に発生したクラスター8例のうち、4例は宮古島市で確認された。市内の事業所で職員7人、保育施設で職員と園児計9人、2カ所の社会福祉施設で職員と利用者が6人と24人。那覇市内の医療機関で職員と患者が計13人、市内の社会福祉施設2カ所で各8人の感染が判明。

 米軍関係は新たに21人の感染が県に報告された。嘉手納基地9人、キャンプ・ハンセン8人、キャンプ・フォスターとトリイ通信施設各1人、確認中を含むその他が2人だった。 (吉田早希)


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