【辺野古問題取材班】沖縄の日本復帰50年から一夜明けた16日、米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が進む名護市辺野古には、県内外から延べ500人以上の人々が集結し、新基地建設反対を訴えた。「子どもや孫の未来を守るぞ」などと声を上げた。
16日午前9時前から県内外の市民団体の関係者らが米軍キャンプ・シュワブのゲート前で抗議活動し、新基地建設の工事関連とみられる大型車両を約1時間止めた。正午ごろにも雨が降る中、横断幕やのぼりなどを掲げ、シュプレヒコールをした。機動隊も出動し、一部の参加者ともみ合いになる場面もあった。 (長嶺晃太朗)
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