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(17時現在)
8:41 岸田文雄首相が宜野湾市役所屋上から米軍普天間飛行場を視察
9:06 岸田首相が返還前の共同使用が予定されるロウワ―プラザ地区を視察
▼「跡地利用は重要な課題」 岸田首相がロウワー・プラザ地区視察 返還前に日米共同使用、緑地公園に
10:15 北谷町美浜のアメリカンビレッジ訪れた女性は「復帰の記念日なのに雨なのは残念ですね」と語り、うらめしそうに空を見上げた。
10:55 辺戸岬を訪れた金城健一さん(77)=大宜味村=は祖国復帰闘争碑の前に立ち、「50年前もたたき付けるような雨だった。この雨は(基地問題で)日本政府からの変わらぬ仕打ちに対する沖縄の涙だ」と空を見上げた。
11:13 50年前に学生として復帰協の「沖縄処分抗議県民大会」に参加した元県議の奥平一夫さん(72)が、大会が開かれた与儀公園を再訪し「経済的には発展したが基地の負担は変わっていない」と当時に思いをはせた。(那覇市)
11:19 那覇市の県民広場前で「戦争反対」「憲法を守ろう」と訴える新日本婦人の会県本部のメンバー。久手堅幸子会長(70)は「50年たった今も沖縄の現状は変わらない。むしろ戦争への道を進んでいる」と危機感をあらわにした。(那覇市)
11:34 沖縄市ゲート通りの市戦後文化資料展示館ヒストリートの復帰50年特別企画展に来場した50代の女性。「知っているようで知らない激動の時代だ。懐かしく、切なく感じる」と声を震わせた。
12:18 那覇文化芸術劇場なはーとで開かれた「5・15平和とくらしを守る県民大会」で、「基地のない沖縄、平和な日本、戦争のない世界をつくるために力を尽くすことを誓う」などとする宣言を採択し、大会参加者がガンバロー三唱で気勢を上げた
▼基地のない平和な沖縄の実現誓う 復帰50年、那覇で5・15県民大会
12:20 新基地建設が進む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で、県外からの来訪者に1時間以上かけて、沖縄の抱える構造的差別などを説明した中山吉人さん(65)。「復帰を訴えてきた人々の思いと現状が矛盾している。現状を県外の人に伝えたい」と訴えた。
12:37 復帰をきっかけに沖縄の子どもたちに贈られたD51蒸気機関車を息子に見せる新城進さん(55)=那覇市。「昔ながらの風景やきれいな沖縄方言を子どもたちに残していきたい」と話す
12:28 沖縄市のゲート通りを見つめる市内在住の80代男性。「50年前のきょうは、街もにぎやかで楽しかった。今は少しさみしいね」と、閑散とした通りを見てつぶやいた。
12:50 与那原町の戦跡や米軍占領、日本復帰についての平和学習に参加した伊禮帆乃花さん(16)=与那原町=。「復帰について勉強するうちに、50年たっても基地が多く残り、本土並みにならない沖縄の現実を知った。友人や妹に、沖縄戦や沖縄の戦後、復帰で苦労した県民の歴史をしっかり伝えていきたい」と前を見据えた。
▼「真に平和で豊かな沖縄の実現を」 日本復帰50年、沖縄と東京で式典
13:40 日本復帰50年を記念しててんぶす那覇前でエイサーを披露する国際通り青年会のメンバー。沿道には多くの観光客や県民が訪れている。
14:07 アマチュア無線の復帰50年記念特別局を開設した、アマチュア無線連盟沖縄県支部の波平元範支部長(40)。北海道から九州まで全国各地から「復帰おめでとう」などの声が届く
14:20 式典会場前で「ペテン的復帰式典は許さないぞ」などと抗議する市民らと、機動隊らが揉み合いになり、鉄柵が倒れるなど混乱が起こった。
15:33 南風原町の南風原文化センターで開かれた復帰関連ワークショップに参加した子どもたちは、沖縄が豊かになるために大切なことは何か、話し合いながら順位を付けた。
16:30 石垣市の真栄里公園前では5・15八重山地区実行委員会が、通行中の車両に手を振り、復帰について考えることを呼びかけるアピール行動をした。参加した中学校教諭の内原徹さん(47)は「(県民の)基本的人権は日米地位協定により骨抜きにされている。復帰の日に、若い人たちがこれから先の沖縄について考えるきっかけとなれたらいい」と話した。
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