1977年貯蔵の45年古酒、琉球ガラスのボトルに 26日から限定発売 県酒造組合


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45年貯蔵古酒「海乃邦」をPRする(左から)県酒造共同組合の大城勤理事長、琉球ガラス村を運営するRGC生産部の友利龍氏=23日、那覇市泉崎の琉球新報社

 沖縄県酒造協同組合(大城勤理事長)は、復帰50年となる5月15日に瓶詰めした「45年貯蔵古酒 海乃邦」を26日から発売する=写真。同組合が設立した1977年に初めて貯蔵した45年古酒を、琉球ガラス村の友利龍氏(42)が制作したボトルに詰めた。価格30万円、限定100本。試飲用の100ミリリットルミニチュア瓶、琉球ガラスのおちょこ、首里織のコースターがついてくる。

 友利氏は2016年に県の工芸士に認定され、東京パラリンピック県聖火リレーの集火皿も制作した。大城理事長は「45年の時を刻んできた古酒と一緒にこれまでを振り返ってほしい」と語った。

 購入、問い合わせは同組合(電話)098(868)1470。

(與那覇智早)