【多良間】第21回多良間島ピンダアース大会(主催・同大会実行委員会)が5月21日、多良間村多目的広場で開催された。3階級(軽量級9頭、中量級7頭、重量級6頭)に計22頭のピンダ(ヤギ)が出場した。後ろ足で立ち上がり角を激しくぶつけ合うヤギの勇姿に、会場は大いに沸き返った。
ピンダアースは多良間村の特産「多良間ピンダ」をPRしようと、2010年から始まった。今回は初出場のヤギが多く、世代交代の大会となった。ヤギ1頭ごとに年齢や出場回数、優勝経験などの解説も交えながら進められた。
ピンダアースの醍醐味(だいごみ)である、後ろ足で立ち上がって相手めがけて角を振り下ろす「マイダツ・脳天割り」も多く繰り出された。角と角がぶつかり合うたびに「ゴツン」という豪快な音が響き渡った。結果は次の通り。(敬称略)
【軽量級】優勝=ピカ太郎(東風平正明)
【中量級】優勝=アナギナー☆ブライン(森山銀次郎)
【重量級】優勝=大空I号(手登根健市)
(清村めぐみ通信員)
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